WIC(Okta)入門〜WICの魅力とトライアル環境作成〜

WIC(Okta)入門〜WICの魅力とトライアル環境作成〜

Okta(WIC)の始め方から基本的な機能について書いていきたいと思います。
Clock Icon2024.07.07

おはようございます( ◜◡◝ )
ゲームソリューション部/業務効率化ソリューション部のきだぱんです。

みなさん、Okta Workforce Identity Cloud (WIC) をご存知でしょうか。
今回は、WICの入門編と題しまして、特徴やトライアルの始め方について書いていきたいと思います。

Okta Workforce Identity Cloud (WIC)とは

そもそもOktaではCustomer Identity CloudとWorkforce Identity Cloudの二種類のサービスを提供しています。
そのうちの一つ、Workforce Identity Cloud(※以下WIC)は、企業が従業員やパートナーのアイデンティティ管理を効率的に行い、セキュリティを強化しつつ、優れたユーザーエクスペリエンスを提供するための包括的なソリューションです。
従業員やパートナー向けのアイデンティティおよびアクセス管理ソリューションで、シングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)を提供し、内部ユーザーのセキュリティと効率を向上させます。
ディレクトリ統合や自動プロビジョニング機能も備え、IT管理を簡素化します。これにより、企業は内部のアイデンティティ管理を最適化し、セキュリティリスクを軽減できます。

Okta Workforce Identity Cloud (WIC) は、企業が従業員のデジタルアイデンティティを管理し、セキュリティを確保するためのクラウドベースのソリューションです。

https://www.okta.com/jp/workforce-identity/

主な機能

  1. シングルサインオン (SSO):

    • ユーザーが一度のログインで複数のアプリケーションやサービスにアクセスできるようにする機能です。これにより、ユーザー体験が向上し、パスワード管理の複雑さが軽減されます。
  2. 多要素認証 (MFA):

    • ユーザーがログインする際に、パスワードに加えて追加の認証要素(例: SMSコード、認証アプリ、バイオメトリクスなど)を要求することで、セキュリティを強化します。
  3. ユーザープロビジョニング:

    • 新しい従業員が入社した際に、自動的に必要なアカウントやアクセス権を設定する機能です。また、退社時には迅速にアクセス権を取り消すことができます。
  4. ディレクトリ統合:

    • 既存のディレクトリサービス(例: Active Directory、LDAPなど)と統合し、一元的にユーザー管理を行うことができます。
  5. アクセス管理:

    • ユーザーごとに異なるアクセス権を設定し、特定のアプリケーションやデータへのアクセスを制御します。
  6. セキュリティポリシーの設定:

    • パスワードポリシーやセッションタイムアウトなど、セキュリティに関するポリシーをカスタマイズして設定できます。

※上記は、一部の機能になります。

特徴

  • SaaS(クラウドベース):

    • クラウド上で提供されるため、オンプレミスのインフラストラクチャを必要とせず、スケーラビリティに優れています。
  • 高い可用性と信頼性:

    • Oktaは高い可用性を提供しており、企業の重要なアプリケーションやサービスへのアクセスを常に確保します。
  • 統合性:

    • 多数のアプリケーションやサービスと事前に統合されており、迅速に導入することができます。

https://help.okta.com/oie/ja-jp/content/topics/apps/app-config-guides-main.htm

  • ユーザーエクスペリエンスの向上:
    • ユーザーが簡単にアクセスできるようにすることで、業務効率を向上させます。

トライアル環境準備

OktaのWorkforce Identity Cloud (WIC) のフリートライアルを開始する手順を見ていきましょう。
※フリートライアルの期間は30日間です。

  1. Oktaの公式ウェブサイトにアクセス:

  2. フリートライアルページに移動:

  3. アカウントの作成:

    • フリートライアルページでは、基本的な情報(氏名、メールアドレス、会社名、電話番号など)を入力するフォームが表示されます。
    • 必要な情報を入力し、「無料トライアルを始める」のボタンをクリックします。
      240708_eeic_kdpn_1
  4. メール確認:

    • 入力したメールアドレスに確認メールが届きます。件名:Activate your Okta account
    • メール内のリンクをクリックして、メールアドレスを確認します。
      240708_wic_kdpn2
  5. アカウント設定:

    • パスワードの設定などの基本的なアカウント設定を行います。
      240708_wic_kdpn3
  6. フリートライアルの利用開始:

    • これでOktaのWorkforce Identity Cloudのフリートライアルが開始されます。
    • End User Dash Bord↓
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    • 管理者画面↓
      240708_wic_kdpn4

フリートライアル期間中に不明な点や問題が発生した場合は、Oktaのサポートチームに問い合わせることもできます。

おまけ

End User画面のアカウント設定から、日本語表記に変更が可能なので、ぜひお試しください。
20240708_WIC_kdpn_7.

おわりに

今回はWICのトライアルについてブログにしてみました。
Okta WICについてのブログも多数展開されていますので、ぜひこちらもご覧ください。
https://dev.classmethod.jp/tags/okta/

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
以上、きだぱんでした。

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